中山金杯
メンバー的には「重賞でも足りないかも」といった新年一発目の重賞となった中山金杯。予想通りの凡戦だったように思います。ただ、見どころあり！として「キョウエイストーム」の名前は挙げておきたいと思います。
中山実績はあるものの２０００Ｍの実績が足りない為に人気はさほどありませんでしたが、中山は滅法走ることの証明は出来ていたと思います。個人的には馬券を買いませんでしたが、おーこーち教授には「穴ならこれちゃいますの？」なんて言っていて好走されてしまいました。まぁ、１１人気の馬がヒモに来て万馬券までハネないのは馬券不況のせいなのでしょうが・・・。次走は何処なのか判りませんが、「中山記念なら格が足りず、東風Ｓ・ダービー卿なら足りる」という戦法で良いと思います。中山記念は出てきても「次走のハンデ軽減の為」と思って消しの方向が良いでしょう。馬的にもここら辺が限界点でしょうし。
あと「ナリタクリスタル」。やはりＧ３程度のメンバーなら胸を張れることを実証しました。休み明けで馬体？でしたし、競馬内容も外を廻って直線復活してきた内容からも一番強い（次走に実になる競馬）内容だったように感じます。次走は小倉大賞典でしょうか？是非狙ってみたいものです。
最後は「ダイワジャンヌ」。よくわからない馬になっていますが、ここ２走を見て「欧州型ジョッキー（折り合い最優先型）が全く合わない」というのは判りました。ズブいのでしょうか？ファイター型のジョッキーが手に合うようです。３・４角でシゴキっぱなしでないと駄目なようです。もちろん小箱のコースは必須条件で。
上記３頭以外はこの条件では今後も難しいのかも知れません。勝ち馬を含めてです。
京都金杯
こちらは注目点がイロイロあったのですが、結果的にはこちらも凡戦でしたね。終わってみれば「前前前決着」なのですから勝ち馬も評価出来ないです。
こちらからは１頭ですが「ガルボ」をピックアップします。逃げ馬を楽に見ていた番手でしたが、終始捕らえきれず。の内容で、ジョッキー談話が「差し馬が怖かった」では話になりません。元々決め撃ちしてキッチリ撃ち落とすジョッキーなので、信頼して買っていましたが、新年早々２流の烙印を捺されそうな凡騎乗。最後に伸びてこれたのは馬の素点ではなく１キロのハンデ差だったのではないでしょうか。
（誤解を生みそうなのでもう少し掘り下げて書くと、「ハンデ重賞は軽量馬が自在に立ち回って、重量馬が苦しむ」というのが根幹にあって、それがＧ前での大接戦につながるものだと認識しています。今回のガルボはトップハンデから３キロ貰っているので立ち回る側だったと思います。それと前回の池添ジョッキーも結果的には「消化不良」のレースを演じてしまった訳ですから、今回は勝たないといけなかったのではないでしょうか？ならば動く処で動かないといけなかったのではないでしょうか？）
結果として
「ガルボが動かなかった→逃げ馬が楽になる→それでもガルボは動かない→岩田がシブシブ動く→やっとレースが動く→だが時すでに遅し」
というのがレースの構造だったと思います。一番損をしたのは「リーチザクラウン・武豊」だったでしょう。本人はミスった的なコメントを残しましたが、ミスには見えないミスですから・・・。そういった意味で今年の武豊は「コケるか圧倒するのか」のどちらかになる気がします。
ちなみに当たり前ではありますが「馬券を外したからの恨み節」ではないのであしからず。
あとは３日間開催のなかでの注目馬をピックアップしておきます。
まずは８日。京都１０Ｒ「タニノエポレット」。アンカツ→藤岡兄で競馬になってなかった前走。アンカツに戻してくるみたいです。ここはこの馬の試金石。アタマから狙ってみたいです。
続いて９日。中山５Ｒ「キングダムキング」。天皇賞同日の新馬戦での内容から足りる馬ですが、あまり人気にならないのなら買い目に入れてあげてください。きっと良い仕事すると思います。欲を言えば「宗像厩舎なのだからカツハル希望」だったのですが・・・。（木幡の予定です）
最後の１０日。１０Ｒ「ヒシセンチュリー」。ハンデ戦で内枠の動くに動けないポジショニングだった前走から、今回定量戦に変わるのは大きなプラス材料。あとは中枠なら鉄板になると思っています。ウチパク予定なので、人気が加速しないことを祈っています。
今回は３頭とも「アタマ取って当たり前」くらいなので、人気になり過ぎにならないのなら単勝で買ってみたいと思っています。
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